きっともう、いつかなんか、無い
それでも私は、生きていく
 

不倫をした女性を取り巻く人間達について、語っていく物語。彼女は不在のまま、録音された語りが再生されている。彼女の言葉に反応して、彼女が見つめていた鏡の向こうの存在が、動きや行動でその光景を立ち上げていく。失ったものから、生きることが続いていくという状態を描いている。演劇とダンスを交えた公演。